教育について考える

皆さんこんにちは!教務スタッフの森部です。秋は深まり、日中も日によっては寒くなりますので体調管理には十分お気を付けください。さて、今回は何を記事にしようかと考えて書物などいろいろ調べているうちに、いいフレーズが見つかりましたのでお伝えしたいと思います。

「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそが教育である」という一文です。それこそ多くの人の場合は、学校や塾の授業で教えてもらった「連立方程式の解き方」や「be動詞と一般動詞の違い」などは大人になれば不要になり、不要になれば忘れていきます。では親と同じくらい子どもたちと時間を共有する教師は何を彼らに教えていくのが望ましいのでしょうか。それが「なお残っているもの」の答えだと思います。学校で習う知識そのものの多くが大人になったら不要なのであれば、逆に大人になっても必要なものは、、、と考えると、やはり人としての立ち振る舞い、目標を達成しようとする努力姿勢や成功体験がまず挙がります。いくら勉強が出来ても、あいさつや返事がしっかりと出来なかったり、準備や後片付けが疎かだったりする人は、多くの人に認めてもらえないでしょう。大小に関わらず、自分で努力して成功した経験がなければ、この先重大な決断を迫られたときに自信のない自分がいて、第一歩を踏み出すことが出来ないでしょう。

生徒の皆さん、将来の自分をしっかりと見据えて、これからも頑張っていきましょう!