学び家自慢の家庭教師紹介 -中川先生ー

皆さん,こんにちは。教務スタッフの片山です。

今回は学び家自慢の家庭教師紹介第2弾です。

中川先生お願いします!!

 

中川プロフィール用写真

「ゴキブリは殺しても良いのか」私の学びはここから始まりました。

小学1年生のころ、私は学校で「生き物の命を大切にしましょう。」と教わりました。

しかし、ある晩、家に黒いヤツが現われたのです。母は迷わず丸めた新聞紙で退治しました。

私は、「小さな昆虫だって一つの命。殺してもいいの?」と家族にたずねました。

姉は「強いものが勝つ」と答えました。母は「難しい問題やけど、害虫は殺さなあかん」と言いました。

父は始終考え込んでいました。

私はこの時、「大人でも悩む問題だったのか。」と嬉しく思いました。

そして、どうして同じ「生き物」を殺さなくてはならないのか、知りたくなりました。

それからは、学校や身の回りで不思議に思った出来事は、家族とみんなで話し合うようになりました。

どうして(-1)×(-1)=1になるのか、氷はなぜ水に浮くのか、火とは何か、時間とは何か、

私だけでなく、姉、母、時には父までもが、疑問を投げかけました。

このような環境のおかげで、普段の学校の授業も「論題にできるものは何かないかな。」とわくわくしながら受けました。

「ゴキブリを殺してもいいの?」という私の問いをバカにせず、真摯に受け止めてくれた家族には本当に感謝しています。

私は考える指導を大切にしています。ときには、生徒に問題を出し、「家族に聞いてもいいよ」と言います。

その時は私からの挑戦状だと思って、どうぞ楽しんで考えてみてください。