自分が何を与えられるのかを考える

皆さんこんにちは!スタッフの櫻井です。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理には十分お気を付けください。さて今回は「自分が何を与えられるか」というテーマでお話していきたいと思います。

皆さんは、自分が他人に与えることができるものをパッと思い浮かべることができますか。なかなか難しいですよね。僕もこの文章を書きながら何を与えることができるかなと頭を抱えています。

 

では、なぜそれを考えることが難しいのでしょうか?まずは、この視点から考えていきましょう。その答えの1つとして、これまで「与えること」について考える機会がなかったことがあげられると思います。例えば、学校では授業を受け、宿題が出され、それに沿ったテストを受けるという流れがありますよね。この過程の中で僕らは受け取るばかりで与える練習が出来ません。
つまり、皆さんは「与える」ということに考えてきたことがないから、今はまだ出来ないだけで、勉強と同じようにそれについて学び、練習をしたら確実に出来るはずです。

 

次に、なぜ「与える」ことを考えるべきなのか。ここについて触れていきます。僕らは小学校から大学までの間ずっと与えてもらえることが当たり前の環境で育っていきます。しかし、大学を卒業し社会に出たら、今までその練習をしていないのに、急に与える側に回らなければなりません。

なぜなら、仕事は与えたものに価値を感じてもらって初めて成立するからです。あなたが与えたものに価値を感じてくれる人がいて、初めてあなたは社会人として報酬を手に入れることができるのです。つまり、いつかは「与えること」について考えなければならない時が、あなたにも訪れます。その時に備えて、あなたはどうしますか。

 

僕は、今から少しずつその事実に目を向けて、「与える」練習をしていった方が良いと思います。それは勉強と同じで、早く始めた方が絶対に得だと思うからです。フライングが禁止されていない競技で、わざわざ他人より遅くスタートする理由はないですよね。

そのように考えた場合、いまあなたに出来ることは何でしょうか。ここで1つの大事なこと伝えるので覚えておいて欲しいです。

 

それは、「誰でも目の前の1人の心を動かすことはできる」ということです。

 

スポーツ選手やアーティストのように、1回の行動で何千人、何万人の心を動かすことはできないかもしれません。しかし、あなたの小さな行動の積み重ねで身近な人の心を動かすことは可能です。

 

いま、あなたが「ありがとう」を伝えたい人を思い浮かべてください。いつもあなたに何かを与えてくれる人のことです。その人が喜んでくれるあなたの行動は何ですか。それが思いつくのであれば、それをやってみることが与えることの第一歩です。最初は、難しいし、何か恥ずかしく感じることでしょう。でも、積み重ねていけば、それが当たり前になります。

日々の積み重ねがあなたの当たり前を作ります。あなたはどっちを選びますか。ぜひ、考えてみてください。