本部休校のご案内

下記期間を協力企業との合同社員研修のため本部はお休みをいただきます。

休校期間:9月12(火)~9月18(月)

期間中は本部の電話が繋がらない状態になります。ご了承ください。

なお学習指導は通常通り行いますので、よろしくお願いいたします。

「目的感」を持つ!

こんにちは。教務スタッフの片山です。夏休みが終わり二学期が始まりました。受験生はこれからが本番!自分の目標に向かってしっかり努力していきましょう。

さて、みなさん「マーク・ザッカーバーグ」という人を知っていますか。この名前は聞いたことなくても、この人が作ったものなら聞いたことがあると思います。ザッカーバーグ氏は「Facebook」の創始者です。多くの人が一度は見たことがあるのではないでしょうか。彼は現在30歳で、20歳のハーバード大学在学時にFacebookを立ち上げました。その後大学を中退し実業家への道を歩いていくことになります。映画「ソーシャルネットワーク」でもその半生が描かれていました。そんなザッカーバーグ氏が5月に自身が中退したハーバード大学の卒業式で演説を行いました。それが僕のすごく心に響いたので少し書かせていただきます。

スピーチのテーマは「すべての人が、自分の人生に『目的感』を持つことできる社会を作る」です。すごく壮大な話ですね。僕たちやその子供たちの世代になると、自分の人生の目標や目的について考えるのが当たり前になってきています。なぜなら、一昔前とは違い様々な本やテレビ、親、先生などそういったことについて教えてくれるものが数多くあるからです。かく言う僕たちも勉強の目標や目的について生徒さんたちにたくさん伝えてきました。そういった状況を踏まえて氏はこう言います。「自分たちのコミュニティ全体で共通の目標を作り、誰もが目標や目的を持てる社会を作る、それが自分たちの世代の責任である」と。目標や目的の重要性を説いても、自分自身に存在価値を見出せなかったり、自分を肯定することができなかったりして目標が持てない人たちも一定数います。そういった人たちも目標を立てていける世の中。つまり、すべての人に役割があり、自分はやれるんだと思わせることができる社会を作っていかなければならない。そして、それを誰かが作ってくれる、のではなく自分も一緒になって作っていくんだ、それが自分の責任であると言っているわけです。

氏の演説の中でこんな一節がありました。「ケネディ大統領がNASAの宇宙センターを訪れたときのことです。箒(ほうき)を持った清掃員の男性を見かけた彼は、『何をしているのかね?』と尋ねます。すると、男性はこう答えました。『大統領、私は人類を月に送るためのお手伝いをしているのです』と。『目的感を持つ』というのは、自分より偉大な何かに貢献していると感じられることです。自分は必要な存在だと感じること。何かをより良くするために頑張れること。目的感こそが、真の幸せにつながるのです。そして、自身の目的を持つだけでは不十分です。他者のために目的意識を生まなければなりません。」

この話、すごく腑に落ちました。

すべての生徒さんたちが「勉強がもっとできるようになりたい、自分の目標を達成したい」、そんな目的感を持ち、ともに頑張ることができる!ということを目指していきます。これからも家庭教師の学び家をよろしくお願いいたします。

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