木下晴弘氏特別講演会について

去る10月29日(日)名東文化小劇場にて木下晴弘先生をお招きし、特別講演会『人生の特別授業』を開催させて頂きました。当日は大きな問題もなく、無事に開催できたことを喜んでおります。

当日はお忙しい中、また、お足元の悪い状況にも関わらず、たくさんの方が出席頂けたこと、大変感謝しております。ご参加いただきました生徒の皆様ならびに保護者の皆様、本当にありがとうございました。

さて、木下先生の講演会は今回で3回目になりますが、何度聞いても、われわれ講師一同も教育に携わる身として、改めて気づくこと、新たに学ぶべき内容がたくさんございました。

これからもご縁のあった皆様に喜んでいただけるように、気持ちを込めた取り組みをしたいと考えております。また今後ともよろしくお願いいたします!

改めて今回ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

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なお、ご協力いただいたアンケートの内容については後日、こちらのブログにてアップさせて頂きます。しばらくお待ちください。

「気を振う」啓発録その②

こんにちは!教務スタッフの南です。少し肌寒くなり、受験生にとっては勝負の2学期です。うかうかしていると時間はあっという間に過ぎてしまうものです。今一度気合を入れ直して期末テストに向けて頑張りましょう。

さて、私は以前の匠通信で「啓発録(けいはつろく)」を紹介しました。改めてどのようなものなのか説明しますと、啓発録は江戸時代末期、越前国(今の福井県)出身の橋本佐内という人物が15歳の時に自分の生き方の指針として記した文章です。

その中には5つの指針が記されていますが、前回はそのうちの1つ目「稚心(ちしん)を去る」というものを紹介しました。今回は2つ目「気を振う」というものを紹介したいと思います。

②『気を振う』:気とは、人に負けたくないと思う心のこと、つまり負けん気のことです。なにも努力せずに他人に負けるということはむしろ恥ずかしいことだと佐内は考えました。常に頑張る気持ちを持って、気を奮い立たせる心がけこそが大事だという考えがこの「気を振う」という言葉に込められています。

話は変わりますが、この啓発録は福井県の学校では独自の教材を使って授業の中で扱うこともあるようです。実際、私も高校入学時に啓発録の全文を原稿用紙に書き写すという課題に取り組んだ覚えがあります。その時は深く読み込むこともせず、ただ何となく良いことが書いてあるなぁ程度の感想を持っただけだったのですが、大人になって改めて読み返してみると本当に大切なことが書いてあり高校生の時になぜもっと深く考えなかったのだろうと少し後悔しました。

佐内が記したように、負けん気というのは非常に大事だと思います。例えば、受験というのは学力ではほぼ差がない者同士で点数を争うものですが、当日の会場の独特な空気感の中、また初めて顔を合わせるライバルたちが周りにいる中で自分の実力を最大限に発揮し合格をつかみ取るのか、はたまたライバルたちを前に涙を呑むことになるのか、やはり最後は気持ちの問題なのではないかと思うのです。自分に負けたくないという気持ちが成長を生み、ライバルに負けたくないという思いが勝利をもたらすのだと思います。

特に受験生の皆さんには「絶対に志望校に入ってやる!」という気持ちを切らさずに、受験勉強に励んでほしいと思います。そして、下級生の皆さんはそんな先輩の姿を見て、「年下だからって負けていられない!」というくらいの気概をもって頑張ってほしいと思います。

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第3回 木下晴弘先生による講演会のご案内

こんにちは。家庭教師の学び家の大久保です。夏の暑さも収まり、秋が一層深まってきました。スポーツ、読書、そして勉強…気温も穏やかでいろいろなことにチャレンジできる過ごしやすい季節ですね。この時期に何か新しいことを始めて見てはいかがでしょうか。受験生のみなさんはこれからラストスパート!最後までやり切りましょう。

さて、昨年も開催させていただき、参加した皆さまから大変な反響をいただきました木下晴弘氏の講演会を今年も開催いたします。木下氏は関西の名門進学塾の講師として、「授業は心に」をモットーに多数の生徒を灘高校などの名門校に送り出しました。学力だけではなく人間力も伸ばす指導が生徒、保護者から絶大な支持を得、その経験をもとに全国の教育機関で教員、保護者、生徒向けのセミナーを実施されてきました。今では様々な分野の有名企業などでも講師として招かれている方です。

そのような氏にご講演いただくのには理由があります。私どもには大事にしている理念があります。そして、その理念と木下先生のお話しいただくことは共通している部分が非常に多いため、忙しい合間を縫って毎年ご講演いただいています。この理念は大事なことゆえ普段からこの匠通信や面談などで生徒さんたちや保護者の皆さまにお伝えしておりますが、なかなかお伝えしきれない部分でもあります。受験生含めすべての生徒さんたちには「なぜ勉強するのか」という問いへの答えになり、また、保護者様方にはこれからの子育てにおいても大きなヒントの一つになると思います。そして、「自分の人生」をより良いものにするにはどうすればいいか、これからの人生について考えてみるきっかけになってくれるはずです。私たちも毎年聴かせていただいておりますが、常に新しい気付きを得ることができ、身が引き締まる思いになります。昨年ご参加いただいた方も、今一度お越しいただければと思います。

また、今回の講演も大変なご好評をいただき、予想以上のお申し込みを頂戴しています。できるだけ多くの方々に聴いていただきたいため、多少ではありますが座席も急遽増やしました。残り少なくなっておりますので、参加を希望される方はお早めにお電話にてご連絡ください。

これからの時期、生徒さん自身のモチベーションアップがいい結果を招く最大の要因となります。目標をしっかりと定め、そこに向かって前進できるように、精一杯のサポートをさせていただきます。それでは、今後とも家庭教師の学び家をよろしくお願いいたします。

本部休校のご案内

下記期間を協力企業との合同社員研修のため本部はお休みをいただきます。

休校期間:9月12(火)~9月18(月)

期間中は本部の電話が繋がらない状態になります。ご了承ください。

なお学習指導は通常通り行いますので、よろしくお願いいたします。

「目的感」を持つ!

こんにちは。教務スタッフの片山です。夏休みが終わり二学期が始まりました。受験生はこれからが本番!自分の目標に向かってしっかり努力していきましょう。

さて、みなさん「マーク・ザッカーバーグ」という人を知っていますか。この名前は聞いたことなくても、この人が作ったものなら聞いたことがあると思います。ザッカーバーグ氏は「Facebook」の創始者です。多くの人が一度は見たことがあるのではないでしょうか。彼は現在30歳で、20歳のハーバード大学在学時にFacebookを立ち上げました。その後大学を中退し実業家への道を歩いていくことになります。映画「ソーシャルネットワーク」でもその半生が描かれていました。そんなザッカーバーグ氏が5月に自身が中退したハーバード大学の卒業式で演説を行いました。それが僕のすごく心に響いたので少し書かせていただきます。

スピーチのテーマは「すべての人が、自分の人生に『目的感』を持つことできる社会を作る」です。すごく壮大な話ですね。僕たちやその子供たちの世代になると、自分の人生の目標や目的について考えるのが当たり前になってきています。なぜなら、一昔前とは違い様々な本やテレビ、親、先生などそういったことについて教えてくれるものが数多くあるからです。かく言う僕たちも勉強の目標や目的について生徒さんたちにたくさん伝えてきました。そういった状況を踏まえて氏はこう言います。「自分たちのコミュニティ全体で共通の目標を作り、誰もが目標や目的を持てる社会を作る、それが自分たちの世代の責任である」と。目標や目的の重要性を説いても、自分自身に存在価値を見出せなかったり、自分を肯定することができなかったりして目標が持てない人たちも一定数います。そういった人たちも目標を立てていける世の中。つまり、すべての人に役割があり、自分はやれるんだと思わせることができる社会を作っていかなければならない。そして、それを誰かが作ってくれる、のではなく自分も一緒になって作っていくんだ、それが自分の責任であると言っているわけです。

氏の演説の中でこんな一節がありました。「ケネディ大統領がNASAの宇宙センターを訪れたときのことです。箒(ほうき)を持った清掃員の男性を見かけた彼は、『何をしているのかね?』と尋ねます。すると、男性はこう答えました。『大統領、私は人類を月に送るためのお手伝いをしているのです』と。『目的感を持つ』というのは、自分より偉大な何かに貢献していると感じられることです。自分は必要な存在だと感じること。何かをより良くするために頑張れること。目的感こそが、真の幸せにつながるのです。そして、自身の目的を持つだけでは不十分です。他者のために目的意識を生まなければなりません。」

この話、すごく腑に落ちました。

すべての生徒さんたちが「勉強がもっとできるようになりたい、自分の目標を達成したい」、そんな目的感を持ち、ともに頑張ることができる!ということを目指していきます。これからも家庭教師の学び家をよろしくお願いいたします。

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夏期休暇のご案内

下記期間を夏期休暇期間とさせていただきます。

休暇期間:8月10(木)~8月16(水)

なお、期間中は電話が繋がらない状態になります。ご了承ください。

お休み中、事故やケガには十分ご注意ください。

怠惰の乗り越え方!!

こんにちは!教務スタッフの平野です。こう暑いと、いろいろとやる気がそがれてしまいますが…笑

まだまだ暑い日が続きますが、それに負けないぐらいの熱意をもって、この夏を乗り越えましょう!

さて、今回は「七つの大罪」に関するお話です。といっても、某アニメ番組の話ではありません。「七つの大罪」とは、人間のいろいろな感情や欲望です。それらとどう向き合い、抑え込み、自分の目標を達成していくかを、今回はお伝えしようと思います。

七つすべてを取り上げていると、書ききれませんので、今回は6番の「怠惰」を取り上げます。怠惰というのは、やらなきゃいけないことを後回しにしたり、結局やらなかったりすることですね。みなさんも経験ありませんか。もちろん、私もあります。怠惰の裏には、「まだ準備ができていない。もしかしたら誰かに笑われるかもしれない。失敗が怖い。」という感情が隠れていると言われています。確かに、失敗は怖いものです。どうやって乗り越えればよいでしょうか。

いろいろな方法がありますが、まずは、考え方を改める必要があります。実は、「何もしていない」ということが一番の恐怖で絶望的な状況なのです。これでは、せっかくチャンスが巡ってきても、きっと逃してしまいます。待つだけでは、チャンスなんてつかめません。

これに気が付くことができれば、今日からでも行動できるようになります。もし、何かの失敗を恐れて、やきもきしているかたがいたら、「行動していないこの状況が怖いんだ」と自分に言い聞かせ、また一歩踏み出してみてください。ではまた次回!

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大切な人とうまくやっていく秘訣

皆さんこんにちは!!教務スタッフの森部です!夏も近づき、暑い日が続きます。熱中症には十分お気を付けください。さて今回は私が実家に帰省した時、母に何気なく聞いた質問の回答が手前みそながら感動したので皆さんにお伝えしたいと思います。

結婚後30年を迎えた母にずばり聞いてみました。

私「喧嘩をしたこともあると思うけど、父との関係を良好に保つ秘訣は?」

母「尊敬と謙譲と愛情を相手に対し持つこと。相手の素晴らしいと思うところを敬い、時に違うと思うことでも自分が引き下がることで相手を立て、常に愛情を持って接すること。」

この考え方に私は「なるほどー!!」と感銘を受けました。通常夫婦や親子など生活を共にするほどの仲であれば、相手の嫌なところが先に目に付いたり、ついつい自分の思い通りにならないことにイライラしたり、愛情がうまく伝わらなかったりすることの方が多いはずです。この状態が続くとお互いの関係は悪化してしまうでしょう。故に双方間の関係を良好に保つためには、自分にはない相手のいいところを称え、相手の考えていることに理解を示し、愛を持って接する必要があります。

教育における指導者と生徒の間にも同じことが言えると思います。

  • できる限り本人のいいところに目を向け、それを生徒自身に伝えることで自信に繋げてもらうこと。
  • 本人特有の考え方にも理解を示し、将来の自分を考えてもらうきっかけを作ること。
  • そして何より第二の応援者として生徒の可能性を信じること。

以上を生徒と接する際の心がけとします。

最後に生徒の皆さん!もうすぐ長い夏休みが始まります!遊びと学習がしっかり両立できるように、

充実した生活を送ってください!!

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10年後の自分はどこで何をしているか

こんにちは!教務スタッフの平野です。いよいよ夏本番という感じがしてきましたね。冷房の効いた部屋から一歩外に出た時の、あの「じとっ」と体にまとわりつくような暑さ、あー、今年も夏が来たなと思います。

さて、今回は少し未来について考えてみたいと思います。3年後の2020年に、東京オリンピックが開催されるのはもうご存知ですね(改めて考えるとあと3年しかないのかという感じですが)。2020年と言えば、今の中学校3年生が大学受験を控えているぐらいの時期です。そのころには入試の仕組みが変わり、今のように正解を求められる形から、みなさんの考えや意見を表現したり、様々な課題を解決したりする力が問われる形になるといわれています。また、みなさんがちょうど働き盛りを迎えるのは、だいたい2030年から2040年ごろですね。そのころには日本人口が1億人を切り、今よりも高齢化が進み、日本社会は様々な課題を抱えることになります。今見ている世界が激変していく、そんな時代の働き手に、みなさんはなります。そこには、いつも「正解」が用意されているわけではありません。

かつて日本は、第二次世界大戦敗戦から高度経済成長の時代を経験し、あっという間にアメリカやヨーロッパなどの経済大国に追いつきました。それは、戦後GHQの支配によって刷り込まれた「豊かな生活=アメリカ式の生活」という一つの「正解」に向かって、日本人全員が努力していました。しかし、その目標も達成してしまい、今度は一人ひとりが人生の目標やビジョンを立て、それを達成していかなければならない時代に変化したと、藤原和博さんの著書『10年後、君に仕事はあるのか?』にありました。それぞれの目標を掲げ、それを達成するために、個人が主体的に行動しなければならない時代が、すでに到来しているというのです。

氏の著書にもあるように、これからは用意された「正解」を探す時代ではなく、自ら目標を立て、行動し、間違い、修正しながら納得のいく答えを探求する時代になると予想されます。そんな中で、みなさんに必要な「未来を生き抜く力」とはなんでしょうか。私自身ももっとたくさん勉強をして、いろいろなことを伝えていけるように努力します!

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皆さん!熱中症には十分注意してください!!

「稚心(ちしん)を去る」啓発録その①

こんにちは!教務スタッフの南です。1学期もあっという間に過ぎてゆき、いよいよ春から夏への移り変わりの時期になりましたね。

突然ですが、皆さんは橋本佐内という人物を知っていますか?橋本佐内は幕末に福井で生を受けました。高い志のもと勉学に励んで立身出世を成し遂げましたが、安政の大獄のときに志半ばで拘束されついには処刑されてしまいました。そのとき佐内は26歳、短すぎる生涯を終えたのです。

そんな佐内が15歳の時に自分の生き方の指針として記したのが「啓発録(けいはつろく)」です。今の中学2年生と同じ年です。啓発録は5か条で構成されていますが、今回はその中の1番目に記されていることを皆さんに紹介したいと思います。

①『稚心を去る』:稚心とは、幼稚な心つまり子供っぽい心ということです。人間は生まれ持っての長所や短所があります。しかし、努力も工夫もしないで急に勉強ができるようになったり夢が叶ったりすることはあり得ません。自分の人生を良くしていこうとするなら、結局自分自身の手で何とかするしかないのです。佐内は自分を変える第一歩が「子供っぽい心」を捨て去ることだと考えました。佐内はこんな風に言っています。稚心とは子供じみた遊びを好む心、お菓子などを欲しがる心、両親の目を盗んでは仕事や勉強をサボり、そのくせ困ったときはすぐ両親に頼ろうとする心…。これらはみな幼いうちは許されることだが、13、4という学問をする年になってもこういう心が残っているようであれば何をやっても上達せず、世に知られる人物になることは出来ない。

皆さんどうでしょう、稚心を捨て去れているでしょうか?これは何も皆さんだけの話ではなく、大人である私自身も考えなければならないことです。自分を変える第一歩、私は皆さんの年代でぜひ踏み出してほしいと思います。人生に始めるのが遅すぎるということはないでしょう、しかしやるなら早い方が良いに決まっています!

啓発録の残り4つはまたの機会に紹介します。この記事を読んで何かを感じることができたならば、きっと自分を変える一歩を踏み出せるはずです。